上出長右衛門窯かみでちょうえもんがま
牛干支水滴
11,880円
茶壺(急須)型の水滴に、四肢をそろえて立つ馬の姿を重ねた上出長右衛門窯の干支水滴。小さな注器の形に、愛らしさと凛とした気配が同居しています。午モチーフの「干支盃」、「湯呑」もあわせてご覧ください。愛玩品として愛されてきた「水滴」水滴は、硯で墨を磨る際に水を差すための書道具です。古くから造形の美しさを楽しむ人も多く、愛玩品としても親しまれてきました。実用品でありながら、書家や文人のみならず、蒐集家や陶磁を愛する人々にとって、長く鑑賞の対象としても大切にされてきた道具です。この干支水滴は、くるんと丸く巻いた尻尾を把手とし、馬の口から静かに水を落とす仕組み。どこかとぼけたような馬の表情からは、上出長右衛門窯らしい遊び心も感じられます。手に馴染む小さな存在でありながら、長い歴史のなかで育まれてきた「文房具・道具としての実用性」と「陶磁芸の趣」を、静かに伝えてくれます。道具として使うのはもちろん、手のひらに収まるほどの小さな馬の姿は、置いておくだけでも心が.
